FX BO手法検証忘備録

手法検証の忘備録

GMMAを利用した順張り手法

動画検証

ある動画で公開されている鉄板手法についてバックテストを行いました。


詳細は ↓ ↓

ボリバン_ストキャス_RSI 手法

動画検証シリーズ

「脅威の勝率95%!逆張りロジック」プロが緊急公開!!
しているそうなので、さっそく勝率を確かめてみます。

ロジック

   BBの±2σとストキャスとRSIの売られすぎ&買われすぎを組み合わせた手法

エントリー条件

<使用するインディケータ>
・ボリンジャーバンド  期間:9 表示移動:0 偏差:1 適用価格:Close
・ボリンジャーバンド  期間:9 表示移動:0 偏差:2 適用価格:Close


・Stochastic Oscillator %K:5 %D:3 スローイング:3 
           価格欄:Low/High 種別:Simple

・RSI 期間:6 適用価格:Close

☑High Entry
 ・陰線のOpenがBB(9)の -1σより小さい(タッチしていない)
 ・陰線のCloseがBB(9)の -2σ以下(タッチしている)
 ・Stochastic Oscillatorが20以下
 ・RSIが20以下

☑Low Entry
 ・陽線のOpenがBB(9)の +1σより大きい(タッチしていない)
 ・陽線のCloseがBB(9)の +2σ以上(タッチしている)
 ・Stochastic Oscillatorが80以上
 ・RSIが80以上


検証条件

期間: 2008~2019
通貨ペア:17通貨ペア
エントリー金額:5000円想定
5分取引 ペイアウト:1.88
ヒストリカルデータ:FXDD、Histdata.com


結果

▼勝率表

▼資産曲線(全17通貨合計)

・直近は資産曲線の上昇が緩やかになっていますが全体的には右肩上がり。
・全通貨で損益分岐点を超えています。
・エントリー回数が多い状態で56~57%あるので、もう少しフィルターを追加することで60%くらいは見込めそうなロジック。


▼時間別勝率表

 ・時間帯によってエントリー回数にばらつきがありますが、勝率はほぼ横一線


▼年別勝率表

 ・2019年のデータが少ないですが、テストした全期間においてほぼ安定した勝率をキープしています。


まとめ

・勝率95%は到底無理ですが、基本の勝率が高いのでロジック作成のベースとして使用するには良質なロジックかもしれません。
・単独で使用するには、少々勝率が低いかもしれません。

ウィリアム%Rとボリンジャー 組み合わせ手法②

ウィリアム%Rとボリンジャーで逆張り +ADXでレンジ相場限定

Kensyo_WPR_BB_ADX.mq4


<ルール>

HighEntry


 条件①: WPR:-80以上から-80以下になったとき


 条件②: ボリンジャーバンド(20)-2σを突き抜けていること


 条件③: ADX(14) 水準:20以下であること


LowEntry


 条件①: WPR:-20以下から-20以上になったとき


 条件②: ボリンジャーバンド(20)+2σを突き抜けていること


 条件③: ADX(14) 水準:20以下であること


<インジ作成Point>

  1. -80超えや-20割れが頻繁に起こり張り付くことも多々あるため、張り付き回避のために、水準ラインを超えた1回目のみをエントリータイミングとしました。
  2. ボリンジャーバンドの2σタッチで、反転確率UP
  3. ADXの水準20以下に限定(トレンドが出ているところを回避)レンジ相場限定

<検証条件>

期間: 2008~2017


通貨ペア:17通貨ペア


エントリー金額:5000円想定


5分足 5分取引 ペイアウト:1.88


<バックテスト結果>

・ADXでレンジ相場に限定することで勝率UPを図ったが、勝率はあまり上がらなかった。
・ウィリアム%RとADXの相性はよくなかった。