RSI と エンベロープ の組み合わせ手法
RSIの水準満たしたときにエンベロープにタッチしたら逆張り
解析で使用したインジケータ
▶Kensyo_Rsi_ENV.ex4
<インジ作成Point>
RSIで買われすぎ、売られすぎの水準を目安にする。単独ではだましがまだまだ多いため、エンベロープ(MAからの乖離)での反発のタイミングと合わせることでだまし削減を試みる。
トレンドが強いときにはRSIが利かなくなり70/30を超えた状態で張り付く場合がある。その状態でエントリーをし続けると勝率が下がるため、水準を超えていない状態から超えた状態になったときのみエントリーするように制限を加える。
<ロジック>
水準:RSIが70より小さい→70以上 かつ エンベロープにタッチしていたらLowEntry
水準:RSIが30より大きい→30以上 かつ エンベロープにタッチしていたらHighEntry
<インジケータ、設定>
RSI
期間:14 水準:30/70
ENVELOP
期間:20 移動平均の種別:EMA
適用価格:Close 偏差:0.1%
<検証条件>
期間: 2008~2017
通貨ペア:17通貨ペア
エントリー金額:5000円想定
5分取引 ペイアウト:1.88
<バックテスト結果>
・単独でも損益分岐53.19%を超えていたインジ二つの組み合わせなので、組み合わせると勝率もかなり安定的にUPしました。
・資産曲線を見ると、2008~2011年までは損失気味ですが、2011年を境に右肩上がりとなっている。
・DDがまだ大きいがエントリー回数がまだ多いため+αの条件を追加して勝利率UPを図れる可能性はまだありそう。
判定時間の比較 (5分判定、10分判定ではどっちが良い?)
インジは同じで判定時刻を長くしたときに勝率がどうなるのかを検証した。
5分判定と10分判定ではどちらの勝率が高いのか?
<インジケータ、設定>
RSI
期間:14 水準:30/70
ENVELOP
期間:20 移動平均の種別:EMA
適用価格:Close 偏差:0.1%
<検証条件>
期間: 2008~2017
通貨ペア:17通貨ペア
エントリー金額:5000円想定
10分取引 ペイアウト:1.88
<バックテスト結果>
・10分判定では全通貨ペア(17)で損益分岐53.19%超え
・ほとんどの通貨ペアで5分判定よりも10分判定の方が勝率が高い
・資産曲線を見ても2008~2012年の全期間で右肩上がりに改善されていることがわかる
・傾向がRSIとBBを組み合わせたものとほぼ同等の結果
⇒RSIの傾向として5分よりも10分判定の勝率が高いのかもしれない。別途検証する
リンク:RSI&BBの検証
まとめ
・RSIとエンベロープの組み合わせはかなり有効な逆張り手法である。
・判定時間は5分よりも10分の方が勝率が高い
・DDがまだ多きので+αの条件は必要
・乖離率が0.1%とざっくり決めたパラメータなので勝率UPの可能性がまだある。