FX BO手法検証忘備録

手法検証の忘備録

勝率60% エンベロープとRSIの組み合わせ手法【高勝率】【バイナリーオプション】

前回の動画検証シリーズで勝率の高かったエンベロープについて検証を行いました。
今回は、単独でも勝率の高かったRSIとの組み合わせで逆張り手法の検証を行います。

ロジック

 移動平均線からの乖離からの戻りを狙う逆張り手法。
 RSIでだまし回避を行っています。

エントリー条件

〇移動平均線からの乖離
 Envelopesを使用して乖離を定義


〇RSI
 水準 70/30 を超えていること


<使用するインディケータ>
・Envelopes 期間:13 表示移動:0 種別:Simple 適用価格:Close 偏差:0.11% 

・RSI 期間:14 適用価格:Close


☑High Entry
 ・ローソク足の実体がEnvelopesの -0.1%にタッチ
 ・RSIが 水準:30以下


☑Low Entry
 ・ローソク足の実体がEnvelopesの +0.1%にタッチ
 ・CCIが 水準:70以上


検証条件

期間: 2011~2018 6年間
通貨ペア:17通貨ペア
エントリー金額:5000円想定
5分取引 ペイアウト:1.88
ヒストリカルデータ:FXDD、Histdata.com

結果

▼勝率表

▼資産曲線(全17通貨合計)

・2011年以降は右肩上がり
・勝率も全通貨損益分岐53.19%超えしています。
・CCIとの組み合わせよりも勝率が1~2%高めですが、エントリー回数が半減しています。
・ただし、DDが小さめなのでこちらの方が安定的な手法といえるでしょう。


▼時間別勝率表

・不利な時間帯もなくどの時間帯でもフラットな勝率となりました。
 しいて上げるならお昼ごろはエントリー回数が減りますが勝率がやや高くなっています。
 このロジックを採用するのであれば、お昼頃がねらい目かもしれません。


追加検証 +αの条件設定

 +αのフィルター追加でどこまで勝率を上げられるか検証行いました。

検証条件

期間: 2008~2018
通貨ペア:17通貨ペア
エントリー金額:5000円想定
5分足 5分取引 ペイアウト:1.88

結果

▼勝率表

▼資産曲線(前17通貨合計)

▼時間別勝率表

・各通貨ペア 平均エントリー回数1.4/日 限界までエントリーを絞りました。
・平均勝率 58.0% かなりエントリー回数が減ってきましたが、勝率60%が見えてきました。CCIとの組み合わせの方が勝率が1%高い結果となりました。
・自動売買であれば上記結果でよいですが、裁量だとエントリー数が少ないかもしれません。


▼CCIとの組み合わせ手法

まとめ

・RSIとの組み合わせでもチューニング次第で勝率60%位には到達可能な手法である。
・有利不利な時間帯は特になし、強いて上げるなら、お昼お昼ごろが勝率高め。
・勝率60%まで上げるとエントリー回数は少なめ。他通貨監視もしくは、他の手法と合わせて使用する必要あり。

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