お問い合わせいただいたので、ピンバーを利用した逆張り手法の検証を行いました。ピンバーアラートしてくれる二つのインジケータの勝率についてバックテストを行いました。
検証インジケータはこちら
〇pin-bar.mq4:https://www.best-metatrader-indicators.com/pin-bar-indicator/
〇 pinbar-detector.mq4:https://www.best-metatrader-indicators.com/pinbar-detector/
まずは各インジケータの条件の分析とバックテストを行います。
ピンバーの条件
pin-bar.mq4
☑High Entry
1. Closeがピンバーの全体の上部40%にあること
2. Openがピンバーの全体の上部40%にあること
3. ピンバーのヒゲを含めた全体の大きさが前4本の実体の大きさの平均の50%よりも大きい
4. ピンバーのヒゲ先端が前足のLowよりも1/4(ピンバーの大きさに対して)以上突出していること
5. ピンバーのヒゲ先端が2~4本前のローソク足よりも小さい
☑Low Entry
1. Closeがピンバーの全体の下部40%にあること
2. Openがピンバーの全体の下部40%にあること
3. ピンバーのヒゲを含めた全体の大きさが前4本の実体の大きさの平均の50%よりも大きい
4. ピンバーのヒゲ先端が前足のHighよりも1/4(ピンバーの大きさに対して)以上突出していること
5. ピンバーのヒゲ先端が2~4本前のローソク足よりも大きい
バックテスト条件
期間: 2008~2018
通貨ペア:17通貨ペア
エントリー金額:5000円想定
5分取引 ペイアウト:1.88
ヒストリカルデータ:FXDD、Histdata.com
バックテスト結果
▼勝率表&資産曲線
・単独で使用するのはやはり無謀のようです。
ピンバーの条件
pinbar-detector.mq4
☑High Entry
1. 前足よりもピンバー全体が50%以上、下にいる
2. ヒゲ含めた全体に対して実体の大きさの割合が33%以下
3. 前足が陰線
4. ピンバーが陽線 //使っていない条件
5. 前足のヒゲ含めた全体に対する実体の大きさが10%以上
6. ピンバーの実体が前足のHigh/Lowの範囲内に含まれている
7. ピンバーの実体のサイズと前足の実体のサイズの比率0以上 //使っていない条件
8. ピンバーの全体のサイズと前足の全体のサイズの比率0以上 //使っていない条件
9. ピンバーのHighと前足のHighの差分が前足の実体のサイズの20%以上あること
10. ピンバーの実体のOpen/CloseのMaxが切り下がり、Minが切りあがっていること //使っていない条件
☑Low Entry
1. 前足よりもピンバー全体が50%以上、上にいる
2. ヒゲ含めた全体に対して実体の大きさの割合が33%以下
3. 前足が陽線
4. ピンバーが陰線 //使っていない条件
5. 前足のヒゲ含めた全体に対する実体の大きさが10%以上
6. ピンバーの実体が前足のHigh/Lowの範囲内に含まれている
7. ピンバーの実体のサイズと前足の実体のサイズの比率0以上 //使っていない条件
8. ピンバーの全体のサイズと前足の全体のサイズの比率0以上 //使っていない条件
9. ピンバーのLowと前足のLowの差分が前足の実体のサイズの20%以上あること
10. ピンバーの実体のOpen/CloseのMaxが切り下がり、Minが切りあがっていること //使っていない条件
バックテスト条件
期間: 2008~2018
通貨ペア:17通貨ペア
エントリー金額:5000円想定
5分取引 ペイアウト:1.88
ヒストリカルデータ:FXDD、Histdata.com
バックテスト結果
▼勝率表&資産曲線
・こちらも単独で使用するのはやはり無謀のようです。
二つのインジケータの条件が重なったときのみエントリーした場合
↓
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バックテスト条件
期間: 2008~2018
通貨ペア:17通貨ペア
エントリー金額:5000円想定
5分取引 ペイアウト:1.88
ヒストリカルデータ:FXDD、Histdata.com
バックテスト結果
▼勝率表&資産曲線
まとめ
・ピンバー単独ではインジを使っても勝率50%を超えることはありませんでした。
・高値圏、安値圏等のどこで発生したかのフィルター追加は必須。