FX BO手法検証忘備録

手法検証の忘備録

HLBand×CCIの逆張り手法

昨日に引き続いてHLBandとオシレータのCCIを組み合わせ手法のバックテストを行いました。HLBandとCCIの勝率がどれくらいあるのか検証を行っています。

ロジック

HLBandの高値安値にローソク足がタッチした時にCCIが買われすぎ/売られすぎ水準を満たしていたら逆張り

使用するインジケータ

〇CCI
 期間:14 水準:±120

〇HLBand
 ここからダウンロードできます。⇒⇒ インジダウンロード
 期間:30 種別:High/Low

エントリー条件

☑High Entry
1. ローソク足がHL_Bandの安値にタッチ
2. 1本前のCCIが水準:-120より大きい
3. CCI(14)が水準:-120以下

☑Low Entry
1. ローソク足がHL_Bandの高値にタッチ
2. 1本前のCCIが水準:+120より小さい
3. CCI(14)が水準:+120以上

バックテスト条件

期間: 2011~2018
通貨ペア:17通貨ペア
エントリー金額:5000円想定
5分取引 ペイアウト:1.88
ヒストリカルデータ:FXDD、Histdata.com

バックテスト結果


▼勝率表&資産曲線

・勝率は損益分岐点ぎりぎり
・DDが大きいので資産曲線もややジグザグ
・エントリー回数が多いのでまだまだ勝率は上げられそう。

まとめ

・勝利率は低め。
・HLBand単独よりもエントリー回数下がって勝率も下がってしまいました。
・CCIとの相性は悪いので別のフィルターを組み合わせるもしくは使い方を変えた方がよさそうです。


⇒ HLBand単独インジでの勝率はこちら

勝率60% エンベロープとRSIの組み合わせ手法【高勝率】【バイナリーオプション】

前回の動画検証シリーズで勝率の高かったエンベロープについて検証を行いました。
今回は、単独でも勝率の高かったRSIとの組み合わせで逆張り手法の検証を行います。

ロジック

 移動平均線からの乖離からの戻りを狙う逆張り手法。
 RSIでだまし回避を行っています。

エントリー条件

〇移動平均線からの乖離
 Envelopesを使用して乖離を定義


〇RSI
 水準 70/30 を超えていること


<使用するインディケータ>
・Envelopes 期間:13 表示移動:0 種別:Simple 適用価格:Close 偏差:0.11% 

・RSI 期間:14 適用価格:Close


☑High Entry
 ・ローソク足の実体がEnvelopesの -0.1%にタッチ
 ・RSIが 水準:30以下


☑Low Entry
 ・ローソク足の実体がEnvelopesの +0.1%にタッチ
 ・CCIが 水準:70以上


検証条件

期間: 2011~2018 6年間
通貨ペア:17通貨ペア
エントリー金額:5000円想定
5分取引 ペイアウト:1.88
ヒストリカルデータ:FXDD、Histdata.com

結果

▼勝率表

▼資産曲線(全17通貨合計)

・2011年以降は右肩上がり
・勝率も全通貨損益分岐53.19%超えしています。
・CCIとの組み合わせよりも勝率が1~2%高めですが、エントリー回数が半減しています。
・ただし、DDが小さめなのでこちらの方が安定的な手法といえるでしょう。


▼時間別勝率表

・不利な時間帯もなくどの時間帯でもフラットな勝率となりました。
 しいて上げるならお昼ごろはエントリー回数が減りますが勝率がやや高くなっています。
 このロジックを採用するのであれば、お昼頃がねらい目かもしれません。


追加検証 +αの条件設定

 +αのフィルター追加でどこまで勝率を上げられるか検証行いました。

検証条件

期間: 2008~2018
通貨ペア:17通貨ペア
エントリー金額:5000円想定
5分足 5分取引 ペイアウト:1.88

結果

▼勝率表

▼資産曲線(前17通貨合計)

▼時間別勝率表

・各通貨ペア 平均エントリー回数1.4/日 限界までエントリーを絞りました。
・平均勝率 58.0% かなりエントリー回数が減ってきましたが、勝率60%が見えてきました。CCIとの組み合わせの方が勝率が1%高い結果となりました。
・自動売買であれば上記結果でよいですが、裁量だとエントリー数が少ないかもしれません。


▼CCIとの組み合わせ手法

まとめ

・RSIとの組み合わせでもチューニング次第で勝率60%位には到達可能な手法である。
・有利不利な時間帯は特になし、強いて上げるなら、お昼お昼ごろが勝率高め。
・勝率60%まで上げるとエントリー回数は少なめ。他通貨監視もしくは、他の手法と合わせて使用する必要あり。

勝率60% エンベロープとCCIの組み合わせ手法【高勝率】【バイナリーオプション】

動画検証シリーズ

ある動画で紹介されていた禁断の手法の検証を行いました。

こちらの手法は、過去検証してきた中で一番勝率の高かった手法です。裁量手法の参考に取り入れてみてください。


ロジック

 移動平均線からの乖離からの戻りを狙う逆張り手法。
 CCIでだまし回避を行っています。


エントリー条件

〇移動平均線からの乖離
 Envelopesを使用して乖離を定義
〇CCI
 水準 ±130 を超えていること


<使用するインディケータ>
・Envelopes 期間:13 表示移動:0 種別:Simple 適用価格:Close 偏差:0.11%
・CCI 期間:13 適用価格:Typical Price(HLC/3)


☑High Entry
 ・ローソク足の実体がEnvelopesの -0.1%にタッチ
 ・CCIが -130以下


☑Low Entry
 ・ローソク足の実体がEnvelopesの +0.1%にタッチ
 ・CCIが +130以上


▼High Entry の条件

 


検証条件

期間: 2008~2018
通貨ペア:17通貨ペア
エントリー金額:5000円想定
5分取引 ペイアウト:1.88

結果

・2011年以降は右肩上がり
・2008~2010の3年間をいれても損益分岐を超えている


テスト期間の変更

2011年以降であれば勝率がかなり良くなりそうなので
テスト期間を変更して再テストしてみました。


期間: 2011~2018   6年間
通貨ペア:17通貨ペア
エントリー金額:5000円想定
5分取引 ペイアウト:1.88


結果


・ほとんどの通貨ペアで勝率55%まで上がってきました。
 エントリー数がまだまだ多いのでもっと勝率が上げられそうです。
・資産曲線もきれいな右肩上がり。


追加検証 +αの条件設定

 +αのフィルター追加でどこまで勝率を上げられるか検証行いました。

検証条件

期間: 2008~2018
通貨ペア:17通貨ペア
エントリー金額:5000円想定
5分足 5分取引 ペイアウト:1.88

結果


・各通貨ペア 平均エントリー回数1.4/日 限界までエントリーを絞りました。
・平均勝率 59% かなりエントリー回数が減ってきましたが、勝率60%が見えてきました。
・自動売買であれば上記結果でよいですが、裁量だとエントリー数が少ないかもしれません。

まとめ

・使用するインディケータが少なくシンプルな手法ですが勝率高め。
 もう少しフィルターを追加することでかなり有効な手法になる可能性を秘めています。