バイナリーオプションのバックテスト方法ーその弐ー
バックテスト準備
バックテストするためには、過去のチャートデータが必要です。
過去チャートは以下の場所から手に入ります。
・FXDD FXDD | Trade Global Markets
・HistData Download Free Forex Data – HistData.com
・MT4 ツール>ヒストリカルセンター>ダウンロード
その他いろいろ入手先があり、データも少し違いますが結果に大きな違いはないので、FXDDから入手しておけばよいでしょう。
FXDDからのヒストリカルデータの入手方法
上記リンクからアクセス
もしくは、「fxdd ヒストリカルデータ」でググってください。
一番上に出てきた
MT4 1分足データ|FXDD をクリック
通貨をクリックすると、1分足データのZIPファイルがダウンロードできます。
中身は、**.hstファイルが入っています。
MT4にデータをセットする
①表示バーの最大値を増やす
MT4を開いてツールバーの「ツール」から「オプション」を開きます。
・「チャート」のタブをクリック
・「ヒストリー内の最大バー数」に「9999999999999999999」と入力
・「チャートの最大バー数」に「9999999999999999999」と入力
・「OK」を押します。
②今あるデータを削除する
MT4の「ファイル」のタブから「データフォルダを開く」→「history」へ
データを追加する通貨ペアのヒストリカルデータを全て削除する。
④1分足→全部の足に分解していく
変換スクリプトはメタクォーツ社の公式サイトからダウンロード可能。下記URLにアクセスし「Period_converter_ALL.mq4」というスクリプトをダウンロードします。ダウンロードしたら、MT4を起動させましょう。
メタクォーツ社公式:https://www.mql5.com/ru/code/11201
ダウンロードしたスクリプトは【MQL4】>【scripts】の中に保存します。
それから以下の手順でスクリプトを実行していきます。
①MT4のメニューバーから【ファイル】>【オフラインチャート】をクリック
②作成したい通貨の1分足のチャートを選択して【開く】をクリック
③開いたチャートのナビゲーターウィンドウの【スクリプト】>「Period_converter_ALL.mq4」を選択して、チャートでドラック&ドロップ
以上、1分足~月足までのチャートが作成されます。
念のため、ヒストリカルセンターでチャートのバー数が増えていることを確認してください。以下のようにバーの数が増えていたらヒストリカルデータがちゃんと整いました。
以上、バックテストするためのヒストリカルデータの設定方法でした。
次は、バックテストするためのインジケータの作成方法の説明をしていきます。
⇒次