バイナリーオプションのバックテスト方法ーその壱ー
バックテストとは
システムトレード(売買ルール)の有効性を検証する際に、過去のデータを用いて、一定期間にどの程度のパフォーマンスが得られたかをシミュレーションすることです。
このブログでは、以下の2つの方法でバックテストを行っています。
・MT4 ストラテジーテスタを利用した方法
・Python バックテストソフトの構築
それぞれ向き不向きがあるので、2つの方法を使い分けてバックテストを行っています。
MT4
ストラテジーテスターを利用した方法
メリット>
・多種多様なインジケータ―(シグナルが出るもの)をそのまま利用可能
・自作インジであれば、パラメータを刻んで感度分析可能
デメリット>
・計算時間がかかる(MT4の場合、MT5では高速化可能)※パラフリ、通貨フリ
Pythonプログラム
Pythonプログラムで作成したバックテストツール(自作)
メリット>
・計算時間が早い(パラメータを多用に振ってもOK)
デメリット>
・特殊なインジケータ―はPythonへの書き換えが必要
※標準的なインジは先人がpython化済み
次回からより汎用性の高いMT4を利用した簡易的なバックテスト方法をまとめていきます。