ライントレードの勝率確認

前回に続き確定足でライントレード的な分析を行います。
ローソク足の条件を追加してライン際のプライスアクション毎の勝率を検証していきます。今回は、ヒゲでタッチして押し戻された場合に限定して検証を行います。

＜エントリータイミング＞

ライン突き抜け＋Closeがラインより戻されたとき、次足エントリー
＜ルール＞
マゼンダライン：前日の最高値、最安値

HighEntry

　条件①：前足が前日の最安値に触れていない
　条件②：Lowがライン超え
　条件③：Closeがライン超えていない
LowEntry
　条件①：前足が前日の最高値に触れていない
　条件②：Highがライン超え
　条件③：Closeがライン超えていない

＜インジ作成Point＞

・ライン際でモジモジした場合に連続エントリーしてしまうため、前足の条件を追加
・高値ライン：レジスタンス、安値ライン：サポートになる場合のみを検証
・High/Lowがラインを超えた場合（判定条件広め）
・ラインが意識されて押し戻されたとき、ラインが有効だったと判断できる？

＜検証条件＞

期間： 2008~2017
通貨ペア：17通貨ペア
エントリー金額：5000円想定
５分足　５分取引　ペイアウト：1.88
＜バックテスト結果＞

＜検証条件＞
期間： 2008~2017
通貨ペア：17通貨ペア
エントリー金額：5000円想定
５分足　10分取引　ペイアウト：1.88

＜バックテスト結果＞

判定時刻比較

５分判定：平均51.45％
10分判定：平均51.77％
確定足でも判定時間は長めの方が勝率が良い結果となった。
ラインタッチで入るよりも確定足で次足エントリーした方が勝率１％UP

まとめ

・ラインのみでエントリーする場合、損益分岐53.19％は未達

　└　+αの条件は必須である。

・判定時刻としては、長めが有効

・ラインタッチと確定足だと、確定足でエントリーした方が勝率が１％高い。